亀田三昧のはじまり

日本酒に馴染みがない方たちにとって、美味しいお酒の世界への入り口となるお酒はできないか?新し屋は常々、そんなことを考えていました。

様々なアルコール飲料のブームはあれど、肝心の日本の宝である日本酒は若い方・女性を中心として、まだまだ入りにくいもののようです。

しかし、「入りやすさ」だけを考え手軽さ優先で作ってしまうと、
「日本酒って美味しくない!」・・・なんてことになってしまうことも。
また、日本酒に馴染みの無い方だけではなく、日ごろ“美味しいお酒”を我慢している愛飲家の方たちも沢山もいらっしゃるはず。

・・・そこで考えたのが、
「普通酒に、酒米では最良と呼ばれる山田錦を使ってみよう!」ということ。
普通酒クラスでは本来使われない、酒米の王様・山田錦(このなかでも選りすぐりのA級米を使用!)を100%採用し、契約栽培農家のかたがたのご協力のもと深みと旨味のある極上のお酒を完成させることが出来ました。

それが「特別醸造酒・亀田三昧」。

ひと口含んだときに感じる十分なコクとキレ上がりは、ゆったり味わううちに深く充実した味わいへと変わります。クオリティの高いお酒を造り出す蔵元の熟練した技術のもと、約10ヶ月の熟成を経ての出荷なだけに、柔らかな熟成感も、ゆったり・たっぷりお楽しみ頂けることと思います。

名前は、2005年の市町村合併によってすでに無くなってしまった「亀田町」(新し屋の地元)の名から命名。
もともと「亀田町」の名を風化させたくない、という想いが強くあったのは確かなのですが、できあがったお酒をいざ改めて呑んでみると、不思議とこの町の気さくで人情味溢れるイメージにピッタリではないですか!

さぁ、今夜の夕飯の傍らに
この味わい深い特別醸造酒・亀田三昧は、いかがですか。